Oracle DBの共有ストレージ容量拡張

手順を間違えるとデータの消失も?納得が行くまで検証を重ねて本番作業に挑みました。

概要

Oracle DBのデータ領域のディスク容量が不足したため、その容量を増やすというのが本案件の目的です。
ただ、データ領域を格納しているディスクを全て入れ替えることになり、単なるディスク容量の拡張にとどまらず、ASMのディスクグループの再構成、バックアップリカバリまでの作業が必要でした。
Windows Server 2016で動作するOracle DB 12cのRAC環境が対象で、弊社まわりではあまり事例がないため、比較的難易度の高い案件でした。

作業内容

大まかですが、以下のような手順で実施しました。

  1. データベースのバックアップ、OCRの退避、SPファイル等のその他データのバックアップ
  2. ASMディスクグループ解除、ディスクのオフライン化
  3. SANのディスク容量拡張(容量の大きいディスクに入れ替えて再構成) ※弊社作業対象外
  4. ディスクのオンライン化および初期化
  5. ASMディスクグループ作成
  6. 管理データ(投票ディスク、MGMTDB、OCR)の再構成
  7. データベースリカバリ

MGMTデータベースの移行

12cからGrid環境に自動で作成されるMGMTDBの再構築に手間取りました。
幸いにして本番までの検証期間を長めに取れたためその間で解決できましたが、環境依存のパラメータもあり、本番での作業時も最後まで気の抜けない箇所でした。

主な実績

  1. クラウドにプライベートなKubernetesクラスタを構築
  2. V2V/P2V移行

最近の記事

本サイトはTLS/SSLにより通信を暗号化しております。